ケミカルライツ
拙作の記録です///旅立ちを見送る精子たちの歌 ケミカルライツ揺れて蛍原
2008'12.31.Wed
寂しさを分かつ相手がわからないコンビニ袋の降り積もる部屋
人の仔に説教施し得し金で我はこれよりコミケに向かふ
正しい人ばかりいる町を捨て人にあらざるものになりたい
本物の人らが囲み責め立てる「お前はほんとは人ではないな」
深夜毎 黙って 騒ぐ代数を制圧しては笑う横顔
500歳の婆(ばば)が俺に問いかける「おまえの寿命は幾(いく)つだろうね」
君の顔 解凍したくてキスをする レンジで失敗したエビみたいに
厚紙に錐(きり)で落とした星たちが君の瞳に虫食いのごと
禁ず程高くバーカと言う君よ あなたも誰かに叱ってほしいの
鼓動打つ回数だけが決まっては 君が私を殺すのだろう
世界から振り落とされたら怖いから野菜ジュースのストローを噛む
おかしいな月面基地にいるのかな 君の返信遅いんだけど
人の仔に説教施し得し金で我はこれよりコミケに向かふ
正しい人ばかりいる町を捨て人にあらざるものになりたい
本物の人らが囲み責め立てる「お前はほんとは人ではないな」
深夜毎 黙って 騒ぐ代数を制圧しては笑う横顔
500歳の婆(ばば)が俺に問いかける「おまえの寿命は幾(いく)つだろうね」
君の顔 解凍したくてキスをする レンジで失敗したエビみたいに
厚紙に錐(きり)で落とした星たちが君の瞳に虫食いのごと
禁ず程高くバーカと言う君よ あなたも誰かに叱ってほしいの
鼓動打つ回数だけが決まっては 君が私を殺すのだろう
世界から振り落とされたら怖いから野菜ジュースのストローを噛む
おかしいな月面基地にいるのかな 君の返信遅いんだけど
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